『S』と『M』の本当の意味について

書いたところ、

SMについてのご質問など多数頂き、

また『SM』の特性上、

誤解されていると感じることが

多々ありましたので、

今回は、

『SM』の真実について

お伝えしていこうと思います。

SMとは?

サディズム(加虐嗜好)

及び

マゾヒズム(被虐嗜好)的な

性的嗜好に基づいて行われる

倒錯的プレイのこと。

サディズムは、

フランス貴族作家マルキ・ド・サド

マゾヒズム

オーストリアの作家ザッヘル・マゾッホ

名に由来しています。

SMのプレイは、ムチやロウソクだけではない

SMというと、

ムチロウソクなどを使用し、

肉体的に苦痛を与える

ハードプレイのイメージが強いですが、

道徳倫理に逆らい、恥じらい、

非道徳になることにより苦痛や恥を感じさせ、

メンタル的に苦痛を与える、

ソフトプレイもあります。

 

通常のセックスを、

肉体的・感情的ものと捉えるのであれば、

SMはより頭脳的なセックスである

考えて頂くと分かりやすいかもしれません。

パートナーは、誰にも代えられない

SM嗜好のない方からすれば、

『S』が一方的に攻めているように

見受けられるかもしれませんが、

『M』は

単に攻められれば興奮するという訳ではありません。

 

攻められたいポイントであったり、

『M』なりの拘りがあるもの。

 

また、

誰に攻撃されても興奮するわけでもありません。

 

恥じらう姿を見せられる、

受け止めてもらえる相手である必要があり、

『M』が男性であれば、憧れの女性

『M』が女性であれば、尊敬できる男性

少なくとも信頼できる相手でなければなりません。

 

また『S』は、

『M』の要望に忠実に応え、

『M』自身を受け止める必要があります。

 

それが、『S』はサービスの『S』

『M』は満足の『M』と言われる所以です。

 

そのため、『M』が『S』を選び、

『S』は『M』のためにサービスしたいと思うことで

関係がスタート。

 

結果、誰にも代えることが出来ない

唯一無二のパートナーシップ

構築されるという訳です。

 

そのため、

パートナーを失った際には極度のロスに陥るため、

人によっては、

複数人と関係を持つことで、

ロス回避する人もいるそうです。

快楽と苦痛は表裏一体

『快感とは薄められた苦痛』

と、マルキ・ド・サドが言っているように、

快楽と苦痛は表裏一体。

 

プレイにより肉体精神が、

極限状態に追い詰められることで、

脳内で、

脳内麻薬と呼ばれるエンドルフィン

というホルモンが分泌。

 

このエンドルフィンは、

モルヒネの約6.5倍におよぶ鎮痛作用があり、

更にドーパミンの分泌も促進。

 

これらのホルモンの分泌により、

痛みが快楽に変化するという訳です。

SMは脳をクリエイティブにさせる

SMによる快感は、

ストレス

ストレスによるネガティブな影響を軽減させる効果

があるという報告があります。

 

その実験では、

14人の経験者に

7つのプレイを実行してもらい、

その後の唾液サンプル採取、

『意識の覚醒度』を調査する

アンケートを実施したところ、

心理面に働きかけて

仕事に対する集中力を高める他、

脳を最も生産的でクリエイティブな状態にする、

フローとの関連が示唆。

 

また、前頭葉の機能低下を緩和する動きがみられ、

『M』より、

『S』の方がより活発になっていたそうです。

またプレイで満足した場合、

パートナーとの親密度が増したとの報告もあります。

 

SM愛好家の方は、

今後も自信をもって、

プレイを楽しんで頂ければと思います。

元には戻れない

SMの最大のデメリットが、

パートナーを失った際に

極度のロスに陥ることかと思いますが、

他にも

ノーマルセックスに戻れなくなる

という懸念があります。

 

ノーマルのセックスに比べ、

多量のエンドルフィンが分泌されるため、

ある種のジャンキーに陥る可能性があります。

 

興味本位で手を出すものではありませんので、

熟考の上、覚悟をもって、

ご決断して頂ければと思います。

性癖で自分を責める必要はない

どんなプレイであれ、

人に迷惑を掛けず、

より興奮し、より快楽を手にできるのであれば、

それは素晴らしいこと。

 

自分に性癖があるのか、

またそれがどんな性癖なのか、

気付いていない人も多い中、

認識できていることは、

とても幸せなことなんだと思います。

 

カミングアウトすることが

まだまだ憚られる時代ですが、

性癖もその人を構成する一つの個性。

 

性癖をもっと気楽に語れる

世の中になることを願っております。

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